世界の「いま」を現場からお届けする #月刊JVC #10

『ジブチ、大国の基地を抱える難民の中継地』

 

■月に一度、世界の「いま」をお届けする月刊JVC。

ジブチ共和国。アフリカの角に位置する四国の1.3倍の面積で「世界で最も熱い国」とも言われていますが、多くの日本人にとってあまり馴染みがない国なのではないでしょうか。

ジブチは陸続きのソマリア、エチオピア、エリトリア、さらにバーブルマンダブ海峡を隔てたイエメンといった紛争影響下の国々に囲まれ、難民の人々を受け入れるホスト・コミュニティの役を担っています。

そして現在、日本、中国、イタリア、フランス、アメリカといった大国の軍事拠点があり、地政学的にも重要な国となっています。

JVCは、イエメン難民支援の可能性を見据えた調査のため、今年3月、イエメン渡航と同じ機会にジブチに入りました。

情報も限られているジブチ国内の様子、難民の声、見聞きしたことをもとに現地調査に入った伊藤と今中がお話しします。

 

■JVCとは・・・

日本国際ボランティアセンター(#JVC)は、1980年にインドシナ難民の救援を機に発足し、現在、アジア、アフリカ、中東の国/地域で活動している国際協力NGOです。