イスラエルによるガザ攻撃が続くなか、イエメン「フーシー派」の動きがにわかに注目を集めています。
紅海でイスラエルやアメリカ関連の船への拿捕や攻撃を繰り返し、「イスラエルの武力行使が続く限り、攻撃を継続する」と声明を出しています。
ハマスやヒズボラと並び「イラン傘下の武装グループ」として描かれるフーシー派ですが、イエメンでは首都サナアを実効支配する内戦の当事者です。
「世界最悪の人道危機」とも言われるイエメン内戦は、フーシー派を抜きに語ることはできません。
フーシー派とはどのように生まれ、どのような組織なのか。
なぜこのような行動を取っているのか?周辺国との関係は?
そして、内戦の終結に向けてどのような展望があるのか?
フーシー派の研究者である防衛研究所の田智聡さんをスタジオに招き、JVC今中航が最近のイエメン出張で聞いた現地の声も交えて、イエメンの「いま」と「これから」について考えます。

<出演>
田智聡(防衛省防衛研究所研究員)
今中航(JVCスーダン現地代表/イエメン事業担当)
今井高樹(JVC代表理事)
堀潤(ジャーナリスト)